【お父さんお母さん必見】育児に役立つアドラー心理学「勇気づけ」とは?

みなさん、こんにちは。Unconscious noteのトクです。

お子さんの行動に対して、「すごいね!」「えらいね!」と一生懸命褒めて育てようとしていませんか?実は、アドラー心理学では、ただ褒めることは必ずしも良いとは考えません。




なぜなら、褒めるという行為には「評価」が含まれるからです。

評価は、常に「上から目線」のジャッジです。それを繰り返すと、子供は以下のような誤った信念を持ってしまう可能性があります。

  • 「自分には能力がないから評価が必要なんだ」と感じ、他者の評価に依存するようになる。

  • 「評価が得られないならやる意味がない」と考え、自主性が損なわれる。

今日は、岸見一郎先生の著書を紐解きながら、親として本当に子供に必要な「勇気づけ」について学んでいきましょう。




勇気づけの原則:課題に立ち向かう自信を育む

では、どうすれば自信を失っている子供を、正しく勇気づけられるのでしょうか。

アドラー心理学の核心にある考え方をご紹介します。

困難は克服できない障害ではなく、それに立ち向かい、征服する課題です。

(岸見一郎『アドラー心理学入門』p.69より引用)

つまり、「勇気づけ」とは、子供に「自分には困難を乗り越える能力がある」という自信を持たせる援助のことです。

ここで大切なのが、「喜びの共有」です。

親が「上から目線」で評価するのではなく、子供と対等な立場で自分の気持ちを伝えるのです。

특히,お母さん・お父さんが「当たり前」だと思って見逃している小さな行動に対して、感情を込めて伝えることが、勇気づけの第一歩になります。

  • 「ありがとう」

  • 「嬉しいな」

  • 「助かったよ」

やってはいけない「下心ある勇気づけ」

ここで、親として一番気をつけたいポイントがあります。それは、「見返りを求めた勇気づけ」です。

岸見一郎先生は、以下のように警鐘を鳴らしています。

子供が適切な行動をした時に、ここでありがとうと言っておけば次回も適切な行動をしてくれるのではないかと考えて言葉をかける場合です。

(p.71より引用)

これは勇気づけではなく、単なる「操作」です。

子供は親のその「下心」を敏感に見抜きます。「次はこうしてほしい」という期待を込めて言葉をかけるのは、やめましょう。

この危険を回避するために、アドラーは「存在そのものに注目すること」を推奨しています。


存在への注目:引き算ではなく足し算の視点

理想の子供像を基準にして、現実の子供から「引き算」をして減点するのではなく、ただ「今、生きている」という事実を基準にしてみましょう。

ただ生きているという状態を基準にして見ていけば、生きているという事実そのものが既に喜びですし、どんなこともプラスに見ることができます。

(p.72より引用)

NG例とOK例を対比させると、以下のようになります。

視点NG例(引き算)OK例(足し算・存在に注目)
基準理想の子供像ただ生きている状態
評価「テストで100点取ったから偉い」「今日という日を一緒に過ごせて嬉しい」
効果評価依存、無能感「自分は価値がある」という確信

この、存在を認める感覚を言葉にすることこそが、子供の魂を震わせる本当の勇気づけになります。


まとめ:感じたことをそのまま言葉にする

勇気づけに、特別なテクニックや公式は必要ありません。ただ、感じたことをありのままに言葉にする。それだけで、子供は「自分は仲間である」「自分には価値がある」と確信できるようになります。

「ありがとうなんて、気恥ずかしくて言えない」というお父さん、お母さんもいるかもしれません。でも、その気恥ずかしさは、あなたが親として一つ成長しようとしている証拠です。

今日から、お子さんの「当たり前」の行動に対して、「助かったよ」「嬉しいよ」と伝えてみてください。その小さな言葉の積み重ねが、お子さんの人生を大きく変える勇気づけになります。

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Unconscious note トク

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