【アドラー×心理ドリル】あなたの「できない理由」は本物?アドラーが暴く「人生の嘘」

何か新しいことを始めたい時、あるいは困難に直面した時、私たちは無意識にこんな言葉を使っていませんか?

「仕事が忙しいから、勉強できない」 「家庭があるから、やりたいことに挑戦できない」

もし心当たりがあるなら、要注意です。アドラー心理学では、これを「劣等コンプレックス」と呼び、その裏側にある「人生の嘘」を見抜くことが、停滞した人生を動かす鍵になると説いています。

今日は、あなたの「できない理由」が本物か、それともただの言い訳かを判定する「心理ドリル」をお届けします。

あなたの「言い訳」を判定する心理ドリル

心の中で、以下の3つの質問に素直に答えてみてください。

Q1:恋愛編

「理想の出会いがないから結婚できない」そう思っていませんか?

アドラー心理学の視点で見ると、これは少し違った景色が見えてきます。実は「結婚できない理由」を並べることは、「傷つくことから自分を守るための、無意識の防衛策」かもしれません。

もし本当に結婚したいなら、出会いの場に行く、自分を磨くなど、具体的な行動を起こすはずです。それでも行動しないのは、「もし行動してダメだったら、自分の価値を否定されたように感じてしまうのが怖いから」です。

そこで心は、あなたを守るために「理想の出会いがないからできないんだ」という「盾」を差し出します。この盾を持つと、失敗せずにプライドを守り、環境を悪者にして自分を正当化できるのです。

Q2:仕事編

「上司が評価してくれないから、やる気が出ない」そう思っていませんか?

これは「〇〇だから、できない」という論理そのものです。本来、仕事は他者の評価のためにあるのでしょうか? 「自分には能力がない」と認めたくないために、環境を悪者にすることで、本来向き合うべき課題から逃げていませんか?

Q3:育児編

「子供が言うことを聞かないから、私は怒ってしまう」そう思っていませんか?

これも、子供を自分の思う通りにコントロールできない現実から逃げる「口実」になっている可能性があります。自分の感情の責任を「相手」に押し付けることで、自分の未熟さと向き合うことから逃避しているのかもしれません。

「人生の嘘」を見抜くアドラーの視点

アドラーは以下のように指摘しています。

「劣等コンプレックスは心の中で起こっている現象ではなくて、むしろ対人関係の中でのコミュニケーションのパターンに他ならず、人生の課題を回避するための口実を持ち出すことです。」 (岸見一郎『アドラー心理学入門』p.134-135)

私たちは、周りの人が「それなら仕方がないね」と同情してくれるような、立派な口実を無意識に作ります。自分自身すら騙してしまうこの巧妙な口実を、アドラーは「人生の嘘」と呼びました。

まとめ:それは「壁」か、それとも「扉」か?

皆さん、先ほどの質問に隠された「人生の嘘」は見つかりましたか?

「忙しいから」「環境が悪いから」という口実を使っていることに気づいた時、実はその瞬間から、人生を動かす力はあなたの手に戻ってきます。

今、あなたが抱えているその「できない理由」は、あなたを守るための「壁」ですか? それとも、未来へ進むための「扉」ですか?

自分の「人生の嘘」を脱ぎ捨て、より深く自分を理解したい方は、ぜひ私のUdemy講義で学んでみてください。

人生を「変えられるもの」として捉え直す勇気を、共に育んでいきましょう。





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